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映画「二宮金次郎」完成披露上映会レポート
映画「二宮金次郎」完成披露上映会が、4月24日、都内のホールで行われ、たくさんのマスコミが詰めかけました!
冒頭、下村博文氏が登壇し、「大きな時代の変化の中で、志を持って、チャレンジ精神を持って、無から有を生み出すような改革の映画。
…今から100年前に内村鑑三が、『代表的日本人』の中で二宮金次郎を5人の中の1人に選びました。
二宮金次郎がこの映画によって、改めて注目されて、二宮金次郎的な生き方を学ぼうという人が増えていくのではないかと思います」と挨拶。
金次郎役の合田さんは、「実在の人物を演じるというだけでハードルが高いものなんですけれど、しかも偉人と言われる方。
さらに、僕が小田原の出身なので、小田原の偉人ということで、3段階ハードルが上がっていました」と告白。
その後、金次郎の生家にある実物大の銅像を見に行き、「183cmと僕と同じ身長で、体重は80kgから90kgあったと言われています。
ただ、銅像の顔が、僕の亡くなった祖父に似ていたので、親近感が湧いたんです。
役作りをするにあたって、共通点を探していくんですけれど、それを見た瞬間に肩の荷がおりました」と述懐しました。
更に、自身の役作りに関しては、金次郎の体重に合わせて、トレーニングと食事で7、8kg増量したと明かしました。
「撮影のスケジュールが決まったところ、『断食のシーンから撮ります』と。話が違うなと思ったんですけれど、スケジュール的にやらざるをえなかった。
時間をかけて落とすと、今度戻らなくなってしまうので、最後の1週間、食べなきゃ落ちるだろうと思って、プロテインとサプリと野菜だけで過ごしたら、7kgくらい落ちました。
そして、2日間成田山で断食のシーンを撮ったら、監督に優しい声で、『3日間空けてあげるから戻してね』と言われ、ボクサーのように3日間で5kg位戻しました。
一つ教訓になりました。『人間やればできます!』」と話し、会場の笑いを誘いました。
五十嵐監督は、金次郎役を合田さんにオファーした理由を聞かれ、「一番の要因は、役者生命を懸けて臨むと言ってくださったことです。全身全霊を注いで二宮尊徳を演じて頂いて、嬉しく思っています」と答えました。
また、「柏田道夫さんの脚本は、家族愛を含めて非常に共感できる脚本になっているので、ドラマチックな作品になっていると思います」と脚本の柏田さんの手腕を絶賛。
最後のメッセージとして、合田さんは「クランクインする時に1つの目標を決めました。それは、『100年後にも残る作品にしよう』ということです。
金次郎の想い、仕法は全く色褪せていないです。本作は教育映画や道徳映画ではないです。エンターテイメントです。観て面白かったら、人に伝えてください」と話しました。