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映画「二宮金次郎」初日舞台挨拶レポート
(東京都写真美術館ホール上映)

6月1日、東京都写真美術館ホールで、初日舞台挨拶が行われました!
合田雅吏さん、田中美里さん、成田浬さん、犬山ヴィーノさん、榎木孝明さん、五十嵐匠監督が登壇しました。

はじめに、主人公・二宮金次郎を演じた合田雅吏さんが、「映画を撮り終わってから今日に至るまでに、地元・小田原に行く度に金次郎先生を祀っている報徳二宮神社にお参りに行くんですけれど、恵比寿(東京都写真美術館ホール)での上映が決まった時も、お参りに行ったら、『たくさんの人に見てもらえるから大丈夫だよ』と語りかけられたような感じがありました。
今日こうやって皆さんのお顔を見てご挨拶できて、ほんとうにありがたいです」と挨拶しました。

金次郎の妻・なみを演じられた田中美里さんは、「二宮金次郎という方は銅像のイメージしかなくて、合田さんが二宮金次郎を演じられるという風に聞いた時に、『こんな大きな方が』と思いました。あの銅像の少年の頃の二宮金次郎しか知らないので、勝手に小さい方だと思っていたんです。
でも実は本当に180cmだったそうで、(合田さんは)ぴったりの方だなと思いました。合田さんが二宮金次郎になっていく姿を近くで見ていると、どんどん顔つきが変わっていかれていて、それを妻としてそばで見守っていました」と話しました。

合田さんは、土を食べるシーンについて「実際には、土のようなものを用意はしてくれていたんです。
ただ、だんだん撮影が進むほど、『土をなんで食べてはいけないのか』という感覚になりまして、『監督、いや、いいです。僕、土食べます』と普通に言いました。なんの抵抗もなかったです」と裏話を披露しました。

雨の中のクライマックスシーンについて聞かれ、合田さんは、「脚本には雨の中でなみが来てくれて、顔を見合わせて二人で去っていくという文章しかなったんですが、田中さんはご自分の顔に泥を塗ってくださいました。それをされたら、自然と笑えたし、二人で行くしかないなと思いました」と、田中さんのアドリブに助けられたそう。
田中さんは、「私はアドリブをするのは好きではない方なんですけれど、『一番の味方ですよ』というのを言葉でなく、伝えたいと思って、空気を変えて笑わしてあげたいと思って、自分の顔にも泥を塗って、金次郎の泥を拭ってあげるのが一番いいのかなと思いました」と話すと、合田さんは、「天使に見えました」と感想を言いました。

榎木さんは、何本もご一緒した五十嵐監督が二宮金次郎についての映画を撮ると聞いた時について聞かれ、「私は時代劇の復活の運動をしているんですけれど、まだまだ出てきていない偉人が日本にはいっぱいいます。
(演じた)大久保忠真公がしたこともすごいことなのに、ほとんど知られていない。日本には隠れた偉人がいっぱいいて、その中の筆頭が二宮金次郎だと思います。」とこの映画の意義を説明。
「歩きスマホに繋がるとも言われますが、この映画を通じてまた新たに金次郎が見直されたらいいなと思います」と話しました。

最後に監督が「実力のある映画人はたくさんいらっしゃるので、もちろんテレビはありますけれど、映画というものを大切に、その熟練した技術を後世に残したいです。それを見守っていただければと思います」と熱いメッセージを送り、舞台挨拶は終了しました。